トレードビーズ　
ドゴンブルー ドーナツ型とんぼ玉

 
アンティーク・トレードビーズとは、主に17～19世紀頃にかけて、ヴェネチア、オランダ、チェコなどで生産されたガラスビーズを、世界（特に西アフリカ）に向けて交易用に輸出されたものです。ヨーロッパの国々とアフリカの人々は、これらのビーズと金・象牙・奴隷などとを物々交換するという方法で、交易を行いました。
人間とさえ交換されたガラスのビーズには、とても歴史の重みを感じます。
 
トレードビーズにはいろいろな種類がありますが、こちらの美しいコバルトブルーのとんぼ玉は、1800年代にオランダまたはドイツで作られ、交易でマリに渡ったものと言われています。
ドゴン族の人々に愛され、よく用いられたことから、「ドゴンブルー」と呼ばれています。こちらは青色が美しい、ドーナツ状のガラスのビーズです。
 
※ヴィンテージ品ならではのキズや汚れがあります。
※写真の状態をよくご確認いただき、風合いとしてご理解の上、お求めください。