エチオピア　木彫枕 

 
アフリカ各地には様々な形の枕があり、その多くがスツールや仮面と同様に、一本の木を彫りだして作られています。
東アフリカの部族は複雑に結い上げた髪形を崩さないようこのような首にあてがうタイプの枕を用い、またその多くが遊牧生活を送っているため、持って歩けるようにかなり小さく、枕としてだけでなく腰掛けとしても使われるそうです。
枕を持つということは、遊牧の仕事が出来る成人男性として認められていることを示すシンボルであり、その枕のシルエットは部族によって様々です。
この枕は、上面の曲線と左右に分かれた支柱部分の造形が美しい個性的な一品。台座の彫り模様や落ちついた色合いも魅力的です。オブジェとして、お気に入りの植物や小物と一緒にインテリアにアクセントを与えてくれます。
 
※写真の状態をよくご確認いただき、風合いとしてご理解の上、お求めください。